この仕事を選んだ理由を教えてください。

私が学生の時に祖父が脳出血で倒れたことがきっかけです。
シルバーや畑仕事、近所の家の草刈りや畑の手伝いなど、じっとしているのが嫌いだった祖父は、いつも誰かのお手伝いをしており、そんな祖父の姿を見るのが大好きだった私は、祖父が倒れたことを知った時、強い不安を覚えました。
また祖母も母も突然のことで動揺し、私にも何かできることはないかと思いましたが、何もできませんでした。
そんな時、介護士として働いている叔母が手続きや施設選びのことについてアドバイスをしている姿を見て、今度は私が支えてあげられるような存在になりたいと思い、介護について勉強するきっかけになりました。

博愛苑の雰囲気はどうですか？

元々は保育士として働く予定でしたが、祖父が倒れたことをきっかけに、卒業後は進学して介護の勉強をし、博愛苑で実習をする機会をえました。
実習に参加する前は緊張や不安でいっぱいでしたが、職員同士の関係も良く、疑問に思ったことも丁寧に指導して頂けたことで、最後まで笑顔で楽しく、沢山のことを学ぶことが出来ました。
保育か介護かぎりぎりまで悩みましたが、実習での職場の充実した雰囲気が忘れられず、ここで皆さんと一緒に働きたいと思い、当施設に就職しました。
就職してあっという間に1年経ち、まだまだ未熟な私ですが、いつも皆さんが気にかけてくださり、多職種とも気軽に情報共有ができるため、些細なことでも相談しやすく、とても働きやすい職場だと思います。

今後の目標などについて教えてください。

リカバリーリハビリテーションセンターでは在宅復帰を目標としている利用者が多いため、一人でも多くの方が安心して在宅復帰できるような支援を行っていきたいと思っています。その為には、在宅を想定した利用者の生活場面での援助に加え、介護福祉士としてトランスファーや移乗動作など、技術面がまだまだ未熟なため、リハビリのスタッフに指導して頂くなど、多職種と連携しながらスキルアップを目指していきたいと思っています。
また、最近では作業活動の一環で壁面飾りを利用者と一緒に作成しています。
フロアに飾り付けをおこない、皆さんに季節感を感じてもらえたらと思い、利用者の方と一緒に季節ごとの飾りつけを作っていけたら良いなと思っています。